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基本無料とカジュアルゲーム  

 スマートフォンゲームやブラウザゲームでよく見る”基本無料ゲーム”貴方は何かプレイしていますか? 小耳にするのはスマホゲーは普通とは違うユーザー層がプレイしているケースが多い事らしい。


●基本無料の先
 基本無料はユーザー層への『極限妥協』と言える。何故ならプレイハードルを限界まで下げて利用してもらう事を目的としているからだ。そして、基本無料はコンテンツ内にビジネスモデルを組み込む必要がある。これを失敗すると基本無料であろうが、そのアドバンテージを失う。

 ゲームの例で言うとガチャ(入手制限)、スタミナ制(プレイ回数制限)などの足枷を強いる。無課金でもプレイは出来るが、実際にプレイしてみると無課金には人権が無い扱いだったりする事がある。日本式の基本無料は”不便”が目立つ仕組みだ。


●ありがちな失敗
 基本無料のゲームでありがちな失敗は『ガチャで高レアリティを引かないとロクに遊べない』、『イベントや限定でも課金アイテムを要求するバランス』などだ。フラワーナイトガールが仮テキストで『じゃぶじゃぶ射幸心を煽る』と炎上したりもした。

 フレンド機能、ランキング報酬、レイドボス、対人戦などは全て射幸心と廃課金の自尊心を煽る為だけのシステムに成り下がる。ゲームの話題もいかに無駄遣いをしたか、引き自慢の様な醜態などが挙がる。ギャンブル依存症にも近い状態で止めようにもコンコルド効果がそれを阻む。


●艦隊これくしょん
 艦隊これくしょん(以下艦これ)方式はスタミナを資材として共通化してしまっている。またガチャに当たる建造も資材で好きに行える。更に言うと高速修復材や高速建造材などといった課金アイテムも任務(デイリークエスト)や遠征から課金なしで入手できる仕組みだ。

 ならばどこに課金要素があるのか?と疑問に思われる。艦これで課金が無いと辛いと言われるのは入渠枠(艦隊の修復に必要)と艦隊保有枠(艦娘の手持ち数)だろう。特に保有枠は新艦娘が増え続けているのでコンプリートを目指すなら必ず迫られる。

 また数か月に1回、季節に合わせた大型イベントが期間限定で開催される。レベル上げや資材の備蓄が間に合わないと課金でカバーする場合も出てくる。

 また角川のクロスメディアでグッズ収益なども大きいと思われる。最近ではアニメ化もしたので更にプレイヤー層を伸ばしそうだ。


●千年戦争アイギス(パズドラ)
 筆者はパズル&ドラゴンをプレイしていないので代わりにDMM人気の千年戦争アイギスを挙げたい。このタイトルも艦これと同じDMMゲームなのだが、表が艦これならば裏人気がアイギスであろう。

 アイギス式(恐らくパズドラ式)はログインボーナスや特定クリアで課金アイテム(神聖結晶)を一定数だけ全員に供給する。そして、配布されている課金アイテムには課金無課金の区別はなく課金コンテンツを全て利用できる。

 つまり、無課金でも一部の課金コンテンツをあらかじめ利用できる様にしているのだ。Pay to win を Free to win に近づけようとする苦肉の策だろう。よくパズドラでも不具合の度に詫び石(課金アイテムの魔法石)よこせと意見を見る。

 更にイベントや最高難易度を高レアリティ必須や特攻アイテム(特定の対象に劇的に効果を発揮する)必須にしない一歩引いた調整だ。ともかく無課金や微課金勢でも何とかなるレベルに抑えているのが印象的だ。(ゲーム内インフレも含む)



●他のカジュアルゲーム
 3DSで2月18日に『ポケとる』という基本無料のゲームが登場した。これ以前にも『電波人間のRPGフリー版』などが配信されている。それ以外にもファイアエムブレム覚醒のダウンロードコンテンツ(DLC)では数億の売り上げを稼いだとも発表されている。

 ちなみに『ポケとる』はここに挙げたスマホゲーやソーシャルゲームに極めて近い仕様だ。またオフラインなので仮にサービスが終了してもデータ自体は手元に残る。ログインボーナスの様なものやイベントもある。現在の限定イベントではカイオーガと戦いゲットできる。

 無料ではないがカジュアルゲームの穴場としては3DSのダウンロードソフトやPCのSteamという場所もある。特にSteamでは『テラリア』の様な隠れた名作ゲームもプレイできる。※同タイトルはソニーが囲い込んでいる為に家庭用だとPS3やPSvita等が必要になる。

 なおテラリアはVジャンプ4月号の『犬マユゲでいこう』で取り上げらてています。ドラゴンボール復活のFも漫画で少しだけ掲載しているよ!
テラ塚


●カジュアルゲームが流行る背景
 流行るほどヒットしているかどうかは別として、カジュアルゲームに比率が傾きつつあります。その原因は恐らく不況と日々の繁忙でしょう。

 結局はエンターテインメントは娯楽ですからユーザーに合わせないと切られる運命にあります。だから極限までにユーザーに合う形でゲームやサービスが変化したのでしょう。

 ちなみに今回取り上げた話題は『ナナのリテラシー2巻』で登場しています。3月25日には3巻も発売予定です(こちらは電子書籍の話題)



   
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