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FEifと咎を背負う者  

 ファイアーエムブレムif(以下FEif)をどうすれば最良の形に出来たのか考え続けました。ただ不満を書いて愚痴っただけでは何の進展もありませんし、そんな事は子供でもできます。



●DSのヴァルキリープロファイル
 2008年11月1日にニンテンドウDSで発売されたヴァルキリープロファイル-咎を背負う者-』(以下VP咎)というゲームソフトがある。このソフトと今作のFEifは共通点が多い。その類似点と違う点を見比べてみよう。

■FEifとVP咎の類似点

1、戦記モノのストーリーである
2、難易度の高いシュミレーションRPGである
3、死別イベントがある(個別設定分もあり)
4、ルート分岐でエンディングが3つある
5、選ぶルートによって仲間になるキャラが違う
6、選ばなかったルートのキャラが敵として出る
7、トゥルーエンドで真相(原因)が明かされる

●戦記モノのストーリーである
 VP咎はFEifの戦争までは行かないが、アルトリア国の内戦を描くストーリーだ。厳密には隣国クレルモンフェランの介入もあるので紛争に近い。戦記ストーリーからするとかなり小さいスケールの話になる。

 また主人公の動機は戦乙女ヴァルキリーへの復讐であり、国を救うとかの大義で動く訳でもない。各地の反乱軍か鎮圧軍に加勢して仲間を集める辺りはFEと似た様な感じになっている。最終的には王位継承者争いに巻まれる事になる(大きく分けで派閥が3つ存在する)


●難易度の高いシュミレーションRPGである
 今までのVPと違いシュミレーションRPGである。出撃する人数は4人で、基本的な戦術は4人で1体ずつ敵を殲滅する。スケールは圧倒的に小さいがやっている事はFEとほぼ同じだ。

 ルート分岐と4番の死別イベントのせいでゲーム難易度自体が極めて高い。高難易度の対抗策は公式にあるのだが、プレイヤー側に苦渋の選択を迫られる。何も考えないで行うと粛清エンド(強制ゲームオーバー)になる事もある。


●死別イベントがある
 高難易度に対しての救済は『仲間を犠牲にする』というものである。勿論、失った仲間は永久ロスト扱いでその周回では戻ってこない。ちゃんと死に際のイベントも個別に存在する。その為、プレイヤー側に罪悪感が残る事も多い。

 ヴァルキリーに復讐を果たすストーリーが強く影響しており、冥王との契約で仲間を犠牲に咎を重ねる必要がある。また選んだルートで敵役として出たキャラクターも戦死する。主人公自体が人殺しに消極的というワケではない(プレイヤーの選択次第で多少は変わる)

 ゲーム自体がプレイヤーを追い込む仕様となる為に殆どが必要な犠牲みたいになる。お涙頂戴で唐突に殺されるFEifと違う点だろう。


●ルート分岐でエンディングが3つある
 FEifとそのまま同じゲーム仕様と思っても良い。最終的なルートは『A:犠牲者ゼロ、王位継承でどちらの味方にもならない』『B:犠牲者1名、王位継承で弟側に味方する』『C:犠牲者2名以上、王位継承で兄側に味方する』の3パターンになる。

 初代VPと同じ3ルートで『Aが真なるエンド』『Bがノーマルエンド』、『Cがバッドエンド』になる。FEifに置き換えるとAが第三、Bが白夜、Cが暗夜と言った所だろう。なお、全て結末とラスボスが違う点もFEifと同じである。

 また最初のプロローグは共通、その後にプレイヤーがルート選択を迫られるのもFEifと同じである。ちなみにVP咎では最後に敵対する相手が全て因縁深い編成となっている。


●選ぶルートによって仲間になるキャラが違う
●選ばなかったルートのキャラが敵として出る

 FEifと同じで選ばなかったルートは同じ時間軸でイベントが展開する。基本的にどちらかの勢力に味方して戦うような二者一択を迫られる。必然的にAルートで味方だったキャラクターがBルートでは敵将として出る事がある。

 この辺りはFEifの白夜暗夜と全く同じである。しかし、第三のルートの様に皆を救うなんて生易しい選択は終盤以外には存在しない。各地に点在するキャラクターごとにも相関図がある事が多い。チュートリアルで一緒に傭兵をした人物が味方として再会する。または敵として再会するなど・・・。


●トゥルーエンドで真相(原因)が明かされる
 これはFEifの第三インビジブルキングダムと同じである。争いの真相が隠されている真のルートが存在する。VP咎では初周から真のエンディングを目指すことも可能だ。しかし、大抵の場合は高い難易度で阻まれてBエンドあたりに落ちる。Cエンドに至っては暗夜と同じぐらいに後味が悪い。

 じゃあ、真のエンディングは見れないのか?と言うとそうではない。実はVP咎にはクリア後の引き継ぎ要素があり、2周目からは強い状態でスタートする事ができる。下手な人でも周回を重ねれば強くなり、犠牲者ゼロで真のエンディングへ辿り着けるゲームデザインとなっている。


●総括
 FEifとVP咎を比べたら圧倒的にVP咎の方がボリュームが少ない。恐らく1周が3日でクリアできるぐらいじゃないか? だからと言ってプレイヤーの選択権が失われているかと言うとそうではない。スケールが小さいなりにストーリーやキャラクターがまとまっている。

 全体的にボリュームが少ないのでプロローグ(チュートリアル)と1章が終わったら即ルート選択になる。この辺の件はFEifの無章~5章と同じだ。また不要なキャラは極力出さない、再会時にキャラクターを覚えていなくても問題が無い作りになっている。

 またFEifと違って面白いのが、キャラクターはルートに則した変化を見せる。犠牲者を大量に出す復讐コース(Cルート)では主人公のウィルフレドの顔付きが悪人の様に荒む。最後に仲間になる人物も同じくヴァルキリーに復讐を望む者だったりする。


 FEifの悪かったのは三分割商法は勿論だが、全てを良い子ちゃんにしようと見せすぎた為だろう。後は悪人と言えど自分の正義が薄っぺらいのが致命的になっている。敵役に回った時の魅力みたいなのが無い。

 また戦死者の扱いも酷く、命に重みと犠牲の必要性を感じない。戦時中にも関わらず、極限状態みたいなのが足りなかったのだろう。


●評価が悪かったVP咎
 しかし、このVP咎は評価はそれほど高くない。実はVP2で内容が爆死した反動、それに復讐と言う負の動機がダーク過ぎて一部で不評だった。逆に話が重過ぎたんですよね。

 ただ真のAルートは『今ある幸せを見つめなおす』と言った( ;∀;) イイハナシダナーになっており決して悪くない。まぁ、大半の人は最初に見るであろうCルート(復讐コース)のバッドエンドで心がバキバキになるんですけどね!

 なおDSのソフトなので3DSでもプレイできるし、中古なら確実に2000円以下なので気になる人は是非購入を検討してほしい。


●悲しいだけじゃないオマケ
 それに本編で全員が仲間に出来ない不満もオマケモードのセラフィックゲートで解消している。このモードでは全キャラは愚か、本編で使えないキャラも全て使える。更にダンジョンに飽きない様に各階層でキャラクターがちょっとした芝居を見せてくれる。

 悲しい本編が信じられないギャグ満載だったり、メタ発言の連発を出す。例えばチュートリアルで犠牲になるキャラが最愛の肉親に『神界へ帰れ!』と飛ばされたり、政争を終わらせた老将がただのボケ老人化していたりする。FEifは支援を見る限りではその辺のメリハリも足りない気がした。


●FEifがダメだったワケ
 以上のVP咎と比べると 1、導入部分で尺を食い過ぎている(序盤からキャラの出し過ぎ) これは白夜王国なら最初から白夜スタートでプロローグの無章に暗夜を少し出すだけで済んだ。VP咎がほぼ同じにも関わらず破綻していないのは全体の作りと配分がシッカリしている証拠だろう。敵役に情が出る演出は全て不要だった。 ※この案はバージョン別販売を前提とした場合

 2、三分割商法で真相が別売だった。これは擁護不可な致命的なミスです。ストーリー的には白夜も暗夜も根本的な解決になっていないのは第三の真実から分かります。全体のボリュームを削いで第三のインビジブルキングダムをベースにした1本のソフトにするべきでした。ゲーム内分岐を少し残す程度で良かった。スパロボのルート分岐程度で十分でした。DLCは本編とは別の結婚と子世代にでもすれば十分でしょう。

 そもそも、FEifはVP咎と同じで3ルートで1本になる作りをしている。百歩譲っても白夜+第三、暗夜+第三の組み合わせは必須になるストーリー展開だ。言うまでもないが、VP咎は全てを1本のソフトにした。1周辺りのボリュームが目減りしてしまったのもその反動である。

 少なくとも売り方を間違わなかったら、ストーリーが酷くても前作の覚醒ぐらいにはなれた。全体が25章程度だったのも35章程度には増やせただろう。ゲーム内の分岐で最後の5章分だけが違うとかで良かった。予算と売り方を決めたプロデューサー、ゲーム制作の監督であるディレクターの責任は重大だろう。根本的に開発のリソースを割く所を間違っている。この問題が解決してから初めて前作のFE覚醒の様にストーリーが酷いとかの話になると思われる。

・あとがき
 FEifの内容を書き始めてからブログの訪問者が増えました。個人的には長々と書きたくないのだが、どうしてもこうなってしまう。よく”好きの対義語は嫌いではなく無関心”だと言います。漫画のナルトで『うちは一族は愛情深いが故に憎悪に染まりやすい』とかあるけど正にその通りです。今作はファンから一変して超アンチ化するぐらいの酷さでした。続編やDLCの売り上げが楽しみです。
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